はじめに


 私たち大学生グループ『平和の道具』は、小さな平和運動ではありますが、
多くの人のご協力によって、過去において下記の展示会を開催させていただきました。

 アンネ・フランク展(’93年)
 ヤヌシュ・コルチャック展(’94年)
 アウシュヴィッツに消えていった子供たちの遺作展(’95年)
 ホロコーストとその証人展(’96年)

 第2次世界大戦という悪夢の日々においても、多くの人々が希望を捨てず、平和を求めて生活していました。『アンネの日記』の著者、アンネ・フランクは差別と迫害を逃れ、苦しい隠れ家生活においても平和が訪れることを信じ続け、決して希望を捨てることなく日記を書き続けました。

 イスラエルにおいて、このアンネの日記よりも有名な日記があります。それが『ハンナの日記』です。わたしたちは、この日記を読み、彼女の平和に対する篤い思いと、真剣な生き様を知りました。ハンナは平和を求め、同胞ユダヤ人の救いのために自らの命を投じ、美しいバラの花の最期のように散っていったのでした。私たちは彼女の生涯を通して、平和のために働く尊さをもう一度教えられました。
 まことにささやかな展示会ですが、みなさんとともに、平和をつくりだすために、私たちにできることを考えてみたいと思います。どうぞごゆっくりと、ご覧になってください。

 なお開催にあたり、多くの方々にご協力とご助言を頂きましたことを心からお礼を申し上げます。

                        大学生グループ「平和の道具」一同
                 


ハンナ・セネシュ展     ハンナの生涯