アンネのバラの育て方
監修:高橋数樹(前アンネのバラの教会牧師)
1月の作業
January
アンネの庭のバラはまだ少し花が残っています。西宮は霜が降りるほど寒くないからです。寒くなるにつれしだいに落葉していきます。弱っていたり、病気の場合は、早く落葉します。1月と2月は春のバラを美しく咲かせるために重要な月です。心を込めて世話をしましょう。必ず応えてくれます。
2月の作業
February
4月の作業
April
春の暖かさに一気に芽が伸び、はやいものはつぼみも見えるようになるでしょう。しかし、4月になって突然寒くなり、霰が降ることもあり、バラの芽が寒さで痛むことがあります。しかし、気温の上昇と共に芽がさらに伸びます。混み合わないよう間引いた枝も再び茂って混み合い、弱い枝は伸びません。
5月の作業
May
つぼみの真ん中の一番花がいっせいに咲き始めます。その年の気候に左右されます。開花はおよそ連休後です。温度が高くなるとすぐに咲き、花もちが良くありません。しかしアンネのバラは、色が変化するので開花してから散る間際まで楽しむことができます。
8月の作業
August
なかなか梅雨があがりません。観測史上最長のようです。そのため雨が多くバラの成長のためにはいいのですが、黒点病等の病気が発生しやすく、管理に困っているのではないでしょうか。アンネの庭のバラも黒点病との戦いです。今は何とかくい止めていますが、気を抜くことは出来ません。
10月の作業
October
気温が下がるにつれてバラが元気を取り戻し、つぼみを付けた枝が長く伸びてきます。次第につぼみが色づいて花が咲き始めます。春のようにいっせいには咲きません。また、房咲はあまりせず、枝に一つの花を咲かせる枝が多くなります。春と違って気温が下がっていくので、開花期間が長く花の色も澄んでいます。
11月の作業
November
花は月末まで咲きます。けれども寒波が来たりして温度が下がるにつれて、花弁はいたんで開きにくくなります。次第に下葉が落ちてきます。木を充実させるために施肥したり、病気の予防をします。大切な葉は一枚でも多く残しましょう。