月の作業

 5月のアンネのバラ
 つぼみの真ん中の一番花がいっせいに咲き始めます。
その年の気候に左右されます。開花はおよそ連休後です。
 温度が高くなるとすぐに咲き、花もちが良くありません。しかしアンネのバラは、
色が変化するので開花してから散る間際まで楽しむことができます。
下旬には咲き終わり養分を使い果たしているのでシュートを出させ、
木を回復させるために施肥と潅水が必要です。
また病気、害虫の活動が活発になりますので、
タイミングをみはかり薬剤散布します。

肥 料
  開花中は与えません。
花が終わり始めると、ハイポネックスのような水肥を、一株につき3〜5リットル与えます。
同時に化成肥料で成分の割合が、リン酸、カリ分の多いものを選んで、
一株に30〜50グラムずつ株間にばらまいてやります。
化成肥料は施肥が簡単に行えます。
バラ用の配合肥料を一株につき300グラムぐらいを軽くすき込んでもよい。
少しでも早く木を回復させ、シュートを出させるように、少しずつくり返して施肥します。

剪 定
 花の咲いていない枝、日陰になり混み合っている部分の枝を処理します。
アンネのバラは房咲きします。真ん中の一番花はあまり長い間残さないで、
花弁が痛んできたら取ります。するとまわりのつぼみが咲き始めます。
 花は散る間際に、こまめに取ってやってください。
地面に花びらが落ちているのは見苦しいですし、病気の原因にもなります。
 大きなバラ園では、この世話ができないので、花がきれいに咲いていても美しさが半減します。
花が咲き終わったら、5枚葉を3〜4枚残して葉のすぐ上で切ります。
枝を長く残すと後で背が高くなり、貧弱な枝が出てきます。
あまり根本だと、芽が出るのが遅くなったり出ないときがあります。
切り花にするときも、残りの枝に一枚も葉を残さない切り方はいけません。

潅 水
 晴れた日が続く時は与えます。

移 植
 行いません。
 春苗を植える時は、根についている土を崩さないようにそっと植え込みます。

薬剤散布

病 害
 ウドンコ病(4月参照)、黒点病が多発します。
よく観察して、被害葉を見つけたら薬剤散布します。黒点病は大変やっかいな病気です。
被害葉を思い切って全部取ってから薬剤散布します。
薬剤はマンネブダイセン、サプロール乳剤、ダコニール等です。
展着剤と共に希釈倍数を守って散布します。
 散布するタイミングは雨の降る前がベストです。
湿度が高くないと黒点病の菌を放出する胞子の口が開かないからです。
胞子の口が閉じている時に散布しても効果があまりありません。
また、雨滴が跳ね返り土の中にいる菌が葉につかないように、
わらやピートモスでしっかりとマルチングしてください。
最近、教会ではマルチングに発酵した馬糞を使用しています。

害 虫
 バラキクバチ、かみ切り虫の幼虫、アブラムシ(以上は4月参照)。
他にヨトウムシ、ゾウムシ、コガネムシ類、カイガラムシ、ハマキガ、
チューレンジバチ、ハキリバチ類や、スリップス、ハダニ等が発生します。
 アブラムシ、初期のハダニ、チューレンジバチは、マラソン剤。
葉を食べるヨトウムシ、ホソオビアシブトクチバの幼虫、
チューレンジバチの幼虫等は、
被害葉を見つけたならよく観察して害虫を見つけて下さい。
たくさん植えてあるときは薬剤散布が必要ですが、
そうでない場合は手で捕殺します。
いずれも害虫の場合は被害を見つけてから駆除します。

除 草
 こまめに抜きとりましょう。


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